よく話題になる事柄について、わかる範囲内で答えます。
総合編
・あたしンちの単行本とは。
メディアファクトリーから発売されている、新聞連載されたマンガが載っている本のことです。
読売新聞日曜版に連載されたものの中から、一部を除くとほとんどの話が単行本に載せられています。
単行本に載せるのあたって、発言内容が変更されている部分もありますが、新聞連載の雰囲気は
ちゃんと残っているように思います。
・アニメあたしンちが始まったのはいつ。
2002年(平成14年)4月19日(金曜日)です。以後、2004年9月まで毎週金曜日7時30分から
テレビ朝日系24局の同時放送が行われていました。
・あたしンちが隔週連載になっていた時期は。
現在は毎週連載ですが、あたしンちが隔週連載になっていた期間は2002年1月〜2006年3月の間です。
その間、2002年は犬丸りんさんの絵物語「桃太郎ぽけら異聞 ももぺ」(2002年3月のタイトル(12巻に掲載)に
ももぺが母と共演しています)、2003年〜2006年3月は「わが家のあたしンち」(読者の投稿コーナー)が交互に
掲載されていました。「わが家のあたしンち」は今後も不定期に掲載されるようです。
・放送時間が変更されたのはなぜでしょうか。
2006年秋の番組改編で、土曜日夜7時〜9時の枠に単発特別放送番組が入るようになりました。
それに伴い、クレヨンしんちゃんが金曜夜7時30分の枠(当時のあたしンちの枠)に入るようになり、
夜の枠の空きがなくなってしまったため、別の時間帯に枠変更を余儀なくされました。
通常の放送を、全国放送ができる時間帯に戻してほしいという要望を多くのファンからよく耳にするのは確かです。
単行本編
・単行本1巻の初期発行版と現在発売されているものの違いは。
第1巻は、1995年4月の発売以来ロングセラーとなっており、40刷を超えています。
そして、発行数を増やしていくうちに、他の巻では見られない大きな変更点があります。
現在発売されているものの特徴
・ルビが振られるようになった。
・表紙のオレンジ色の帯の廃止。
・価格表示が854円(税別)となっている。
上記のことについては気にならないかもしれませんが、
・No.2の「みかん(主人公)」の(主人公)の部分を削除。
・No.12の10コマ目の会話文を誤って削除(そのため、その部分が空白になっています)。
初期発行版は中古本を売っている店に置いてあるかもしれませんが、
新品同様の本を見つけるのは困難であると思われます。
・単行本に掲載されている書き下ろし編とは。
No.1〜No.32までが新聞連載されていた話ですが、書き下ろし編は単行本限定の話となっています。
新聞連載にはない長編なので、新聞連載を集められている方でも、この話を見ようと買われている方が
いらっしゃると思われます。
・あたしンちは本屋のどこに売られているの。
新刊発売開始時期では、新刊のコーナーに置かれることが多く、見つけやすいと思われます。
あと、比較的大きい書店では、専用のコーナーに何十冊も並べられていることもあります。
それ以外のとき・場所では見つけにくいかもしれませんが、新刊発売時期にはベストセラーの
ランキングに入ることから置いてある場合多いようです。
・単行本の表紙の特徴は。
1巻から8巻までは母が描かれていましたが、9巻はみかんが描かれ、初めて母以外の人物が
描かれました。以後、10巻は父が、11巻はユズヒコが描かれました。
12巻は再び母が描かれた表紙となりました。
アニメ編
・最初のほうに放送された話は、現在と比べ雰囲気が違うのはなぜ。
途中に監督が代わっただけでなく、方針や構想の相違などから演出方法も変わったからと考えられます。
第1回〜第5回までは大地丙太郎さんが、第9回以降はやすみ哲夫さんが監督を務めていらっしゃいます。
また、第1回〜第8回(1話〜16話)は大地さんの方針で制作されました。
なぜ監督が変更されたのかは後の質問をご覧ください。
話の雰囲気そのものは長期間放送しているうちに変わりやすいものですが、上記の事象は特殊であると思われます。
※代表的な監督作品
やすみ哲夫さん
「おぼっちゃまくん」など
大地丙太郎さん
「おじゃる丸」など
やすみ監督の作品で演出などを担当したことも。
・最初のほうに放送された話は面白いの。
第1回〜第8回(1話〜16話)は、人によって好みが分かれる場合が多いです。
現在の雰囲気に慣れている方だと違和感を感じられると思われます。
私自身も、話数が少ないことから、これらの話の評価方法に難儀しております。
・あたしンちで最も放送された回数が多い話は。
第1回Aパート(第1話)の「だからそーじゃなくてっ」という話です。
本放送で1回、スペシャル放送で2回、BS朝日の放送で1回の計4回放送されました。
番組や他サイトの人気投票でも、とても人気のある話の一つとなっています。
・途中(第5回まで)で大地丙太郎監督が降板したのはなぜでしょうか。
一説には、監督の構想とプロデューサーの構想が異なり、プロデューサーから一方的に注文を
付けられたというものがありますが、詳しい原因は番組放送からではわかりません。そのことに
ついて詳しく問うのでなく、現在の監督であるやすみ哲夫さんの活躍を期待するほうが良いでしょう。
・あたしンちが初めてハイビジョン制作になった回は。
今までは標準画質(画面比4:3)で制作されていましたが、第175回(#358、#359)以降から
ハイビジョン制作となりました。地上波デジタル放送に対応したチューナーを通して見ることで、
ハイビジョン画面(画面比16:9)で見ることができます。さらに、高解像度に対応したテレビで見ると、
さらにきれいな映像を楽しむことができます。
ハイビジョン制作になったことで地上波アナログ放送では、ハイビジョン制作された映像を
標準画面(画面比4:3)向きに左右をカットされたものが放送されています。そのため左右の一部が
隠れてしまいますが、テロップが隠れることはなく、通常楽しむ上で重要なものが隠れることはありません。
・あたしンちにクレヨンしんちゃんのしんちゃんが登場したのはいつ。
第1回の放送では、放送時間帯の変更(土曜夜7時から)を伝えるために、あたしンちに登場しました。
また2004年10月16日のスペシャルでは、共演も見られました。
2006年の夏休みに、着ぐるみによるコラボレーションが見られました。
・あたしンちの視聴率はどれくらい。
毎週金曜日に放送されていた頃と、現在とでは大きく異なっています。
2002年〜2004年頃は、関東地区で10〜13%程度の視聴率がありました。この頃は、テレビ朝日系列内のアニメで
1、2番をたたき出すほどの数値でした。現在は時間帯の関係で、関東地区で3〜5%程度といわれています
(ただしこの数値は、正式に公表されたものかどうかはわかりません。)。
2002年〜2004年のあたしンちの視聴率情報は、ふなさんのサイト(あたしンちラボラトリー)で扱われています。
・話ごとに、キャラクターの顔が違うような気がしますが。
担当されている作画監督の違いで、作画が多少異なって見えるものです。映像を意識して見るとわかる人もおられます。
特に2002年度のある方々の担当回は、比較的見分けがつきやすいのではないかと思います。
また、年度を重ねることにより、同じ作画監督でも多少変化している部分があると思われます。
なお今のところ、各作画監督の描く作画の特徴を詳しく説明することはできません。すみません。
・単行本に載っていない話が放送されることはありますか。
はい、あります。かつては、単行本に載っている話をアレンジした形で放送されることが多かったのですが、近年は
放送する地点ではまだ単行本に載っていないような話や、アニメスタッフによる完全なオリジナルの話を放送すること
もあるようです。例えばアニメオリジナルの話としては、タチバナクッキングスタジアムなどが該当します。
アニメオリジナルだからこそできる話もありますので、見ている人を楽しませてくれるかもしれません。
キャラクター編
・母と父の名前は。
一時期は、母の名前が翠(みどり)だとか父の名前がはっさくだという噂が広がりましたが、
正式な情報ではなく、正しいものはわかりません。
あえて、名前を考えないほうがあたしンちを楽しむことができるのではないかと私は思います。
・みかんとユズヒコの学年・年齢は。
1巻では、みかんは高校1年生、ユズヒコは中学2年生でしたが、
2巻以降はみかんは高校2年生、ユズヒコは中学2年生となっています。
アニメあたしンちは当初から、みかんは17歳(高校2年生)、ユズヒコは14歳(中学2年生)となっています。
なぜユズヒコが中学2年生のままなのかは突っ込まないでね(^^;。
・みかんの身長と体重は。
みかんの身長は155cmです。
体重は原作やアニメに出てこないことから、「聞かないで。」と言っているように感じます(^^;。
・ナスオってどんなキャラクター。
アニメ初登場は26話「あたしンちの秘密」。ユズヒコの友達で、なすびのような顔の形が特徴です。
当初は、男子B(声の担当は宮田幸季さん)という名で登場しましたが、後によく登場するようになってから
ナスオという名前が与えられました。現在、声は大塚海月さんが担当しています。
その他
・なぜタチバナ家では食事にちくわがよく出されるの。
ちくわという食べ物は、何かといろいろな料理に使えるからではないかと思います。
ただし、あたしンちでは単品で出されることのほうが多いため、母自身が気に入っているからとも考えられます。
賞味期限切れに近づいても、食事に出しやすいのでしょうね。
あたしンちの食べ物といえば「ちくわ」というくらい、ちくわが良く料理に登場しているのは確かです。
アニメ「みかん、おふくろの味っ」(420話)では、みかんがちくわこそ“おふくろの味”ではないかと言っているようで…。
タチバナクッキングスタジアムでも、食材としてよく使用されています。題名に「ちくわ」が入っていなくても、ちくわが
目立っている料理(例、「みぞれカレー」…写真からは単なる“ちくわ入りカレー”としか…。)があったり、
中にはちくわの穴の中にうどんを入れてみた料理(おまけではなく本編中に紹介されたもの)も…。
・なぜ「あたしンち」の劇場版はDVD化されているのにTVシリーズはセルDVD化されていないの。
連絡窓口を利用して質問を投稿して下さりありがとうございます。
回答するにあたって質問内容を引用させていただきます。
ご用件 = ご質問
名前 = のいく
ミラージュさんはじめまして。 今僕が疑問に思っていることについて聞いてください。
それは、なぜ「あたしンち」の劇場版はDVD化されているのにTVシリーズはセルDVD 化されていないのか
(レンタル専用DVDはあります。)ということです。 僕が思うには、権利関係の許可が下りない為か、または
時事的な内容を含んでいるため難しいのか、あるいは一話完結形の視聴率次第で延々と続いていくタイプ
の作品のためなのか等、いろいろな理由が考えられると思いますが・・・ もし、仮にDVDをリリースするとなれば、
一番いい収録形態は全話収録の単品販売 (各巻4〜6回分)なのですが・・・ もしそれが無理なら期間限定
生産で半年 、または一年分を一挙に収録したBOX販売、さらにそれも無理なら、ファン投票、
もしくはスタッフが
選ぶ傑作選形(いわばベストDVD)の3通りが考えられると思 います。 ミラージュさんの見解はどうでしょうか?
回答をよろしくお願いします。
正しい理由は私にもわかりませんが、セルDVDの需要の関係が考えられると思います。
権利関係などもあやしいところですが、セルDVDを発売しがたい状況になっているのではないかと思います。
また多くのファンがDVD化を望んでいましたが、レンタルで十分という人が多いような気がします。
仮にDVDが発売されるとすれば…、
私にとっては全話収録されるよりも、人気の高い話を8話程度収録したもののほうが嬉しいです。
全話収録の単品販売(各巻4〜6回分)やBOX販売だと、私には到底手が届きません…(汗。
買いやすさから考えると、5年分の話(約220回・440話)の映像をすべてDVDに入れるよりは、
8話程度収録したものを10巻程度発売するほうが良いのではないかと思います。